midoiroreefの日記

都内に住む元SE、30代主婦が書くブログです。IT、ネット関連、システム・サービス、趣味の写真、日常生活などを書きます。

文系出身でもエンジニアになれるの?文系・理系の境目について

こちらの記事を読んで。

www.nikkei.com

 

人間の特性を文系と理系の2種類にわけること自体がナンセンスであり、実社会にまったくそぐわない分類であろう。にもかかわらず、「自分は文系だ」と思い込んでしまったが故に、興味のあるエンジニアとしての職をあきらめてしまうのは、あまりにももったいない話だ。

これは私も自分のキャリアを振り返ってそう思います。

 

文系出身でもエンジニアになれるの?

私は大学を経済学部で卒業した後、新卒でシステム会社(SIer)にSEとして入社しました。成熟社会における持続的・継続的な成長はなんだろうという辺りをテーマに勉強している中、革新は技術発展から起きているということに興味を持ち、自分でも技術に関わりながら働くことに興味を持ったことがSEへの第一歩でした。

 

新人研修ではシステム基礎やJava習得もありました。残念ながら実務でプログラミングは殆どやりませんでしたが、ソースを読んだり修正する中である程度完成されたものを調べながら読めるまでにはなりました。またITの基礎知識がないことも最初は大きなコンプレックスで、筋トレをするような気持ちで勉強したことが足りなかった知識を補ったように感じます。大学を卒業した時点ではプログラミング経験なし、使うソフトといえばWordとPPTという程度でしたが、システム開発・保守の一連に携わりお仕事させていただきました。

 

だからこの記事を読んで頷けるんです。文系出身の人材が理系分野ができないわけではないと。もちろん足りないものは身につけることはありますが、適時適切に学べばできることもあります。なぜエンジニアになりたいか?どういう環境を選ぶのがベストか?というのは失敗談も含め思うこともありますが、職業としてエンジニア選ぶのも、今の日本の求人倍率を見れば新卒や第二新卒なら道があるように思います。

 

文系・理系の分類はなくならないが歩み寄るのではないか

これからビジネスで求められるのは、今までにはない新たな発想でアイデアやものづくりを行えるクリエイティブな能力だ。そこでは文系や理系で制限すること自体がまったく意味をなさなくなると思う。

 

もちろんGoogleの一流エンジニアやロケット開発の最先端を担いたいような方は、優先するスキルは別です。しかしそこまで専門的な分野を狙わない方は文系・理系のスキルや区別の差は確実になくなってくると思いますし、キャリアを重ねることで色んなものを吸収すればいいのではないでしょうか。

 

例えばパッケージシステムの開発・販売を例にします。パッケージシステムの開発・販売には

 

  • 想定顧客や想定課題の選定
  • マーケット分析
  • 開発機能の特定と価格設定
  • 開発
  • 販売資料作成
  • 販売
  • 導入

 

と、さっと挙げるだけでもこれだけのプロセスが必要です。一例なので過不足もありますし、細分化すればいくらでも出てきます。

もし企画・販売担当者とエンジニアが2人でこれを行うとしたらどうでしょうか。完全に分業するやり方もあると思いますが、エンジニアも他社パッケージの動向や価格を知っていたほうがより差別化したものを作れると思いませんか。企画・販売担当者もマーケティングや販売に特化するより、ある程度システムの中身まで知っていれば他社と違うウリが活きた言葉で伝えられると思いませんか。

 

技術の進化によってニーズや制約が生まれては消える時代だからこそ、最初はAの強みを持ってたけど、Aを活かしてBの経験を手に入れて、Bの経験からCに発展する・・というのがこれからも増えるでしょう。個人もマーケットのニーズにうまく対応できるようにありたいですね。